やる気の正体は猿でした。「ヤルキチなんて呼んでも来ないぞ!」~我が家の場合~

 

我が家で「やる気が出なーい」なんて、私が言おうものなら、

 

「ヤルキチなんて呼んでも来ないよー!頑張れー!」

 

とタカラに言われます。

 

 

 

きっかけはマイスイートハズバンドなオット

やるべきことをさっさと終えてから、美味しくビールを吞むタイプ。

習慣、フットワークが軽い、準備万端、行動予定、ちょっと褒め過ぎました。

とにかく「やる気が出ない」なんて言ってるの見たことない。

 

 

私が、

何をやるにも始まりが遅いことを 『やる気スイッチ』 という

目には見えない存在のせいにしていた頃、

オットに聞いたことがあります。

 

オットのやる気スイッチはどこにあるのー?

 

 

「?やる気なんかに左右されないでしょ?だってやれば終わるじゃん」

 

 

!!!???!!!!………マジか。

 

そうか。やる気ってスイッチじゃないのか。

どこかの大きな教育企業さんが言ってたから、あると思ってたわ。

 

自分は頑張ろうと思っているのに、

やる気スイッチがみつからないから始められないんだー、的な

何と他力本願で責任転嫁なのに、正論ぽいステキな言葉だなオイ。

 

 

じゃあ、やる気の正体って何?

やる気が出てから行動が始まるんじゃないの?

行動するうちに、やる気が出るとも言うよね?

つまり、やる気は後からついてくるもの?

やる気と行動って仲良しじゃないの?

でもやる気だけはなかなか来ない時もあるよ?

 

 

もしかして、やる気って…アホなの!?おバカなの!?

 

 

もしかして、やる気って…サルなの?

 

もしかして、やる気って…サルの名前なの?笑

 

もしかして、(ひつこい怒)

 

 

そう。やる気の正体は『ヤルキチ』という名前のサルである。

(あくまで我が家の考察です)

 

 

そりゃー来ないわ。

そもそも言葉が通じないもん。

しかも、黄色い博士と仲良くしてくれるジョージじゃないもん。

野生の!山にいる!おサルを呼んで!来るわけないじゃん!

てゆーか野生のおサルが来たらこっちが逃げるわ!

 

 

てなわけで、

我が家の歴史からは「やる気スイッチ」が絶滅したのでした。

ま、夫婦だけの頃は、私しか使ってなかったんですけどね。

 

 

 

その代わり、

なんかやりたくないんだよなー、という気持ちの時は、

「今日は元気が出ないなー」

とか、

「なんだか寂しくなっちゃってダメだわー」

などが 大量発生しています。特に私。

 

 

 

 

でもね、

 

元気が出なくて動きたくない時は、

チョコレートを食べたり、コーヒーを入れてもらったり

ポレ頑張れーっ、はは頑張れーっ、タカラ頑張れーって応援合戦になれば

元気がシオシオでも動き始めることができるし、

 

寂しくなっちゃった時は、

私ならオットまたはタカラに

タカラなら私またはオットに 

「充電してくれー!」とハグすれば、

なんかスッキリしてちょっとは動けるんですよね。

 

で、気付いたらヤルキチ君がそばに来てたりする。

なんだオマエやっと来たのか~。困ったやつだな~。

 

 

たぶん、やる気スイッチを探してもらって押すよりも

プライスレスで効率的。

 

 

そして、行動している人は

やる気スイッチがONになったおかげで動いたのではなく、

やるべきことを意識して、自分の力で頑張って、動くことを実行している人。

えらい!褒め案件!と思う!だから褒めてほしい!

 

 

 

 

そんなわけで、

我が家では「やる気」という言葉すら

存在が消されたのでした。

 

というお話でした。チョキン。パチン。ストン。