母の絵本を読んであげるよ。昭和54年出版のおはなしチャイルド

 

切り捨てアラフォーの私が

幼稚園生になる…前かな。

2歳年上の兄に

定期講読されていた、と思われる絵本

 

 

おはなしチャイルド

 

 

なんとなんと、本好きのポレ

20冊ほど 残しているんです。

 

発行年は もれなく昭和。

 

 

あ、もしかしてこの

ロングセラーな『どうぞのいす』

初版じゃね?

 

昭和54年11月1日発行

 

!!初版だー!!わーお。

 

 

いつだか本屋で立ち読みした時、

タカラが

「うちのと何か違うね」

て言ってた。

 

あ、ホントだー、で済ませたけど

タカラ!これ貴重なやつだよ!!たぶん。

 

 

 

 

 

 

昔の絵本は 字が多いし、

言い回しも なかなか難しい。

 

 

おはなしチャイルド

最後のページには、

 

お話を書いた人

絵を描いた人

 

どちらも顔写真付きで、

何県で何年に生まれたか

どんな賞を取ったか

最近はこんなことにハマってる

などなどの自己紹介と、

 

この本を書いたことについて

この本を描いたことについて

作者の言葉が書いてある。

 

 

 

タカラに絵本を読むとき、

作者は誰それ、絵は誰それ

そこも必ず読む…のは

ポレポレな園長先生のマネだけど、

 

 

おはなしチャイルドは

さらに顔写真も見せて、

「えーと、今生きてたら…97歳か。さすがにもうお元気ではないかなー」

「なになに、○○年生まれ、没○○年。死んじゃってます」

「作ったものが素敵だったら、人がいなくなっても、作品はずーっと残るんだね。創るって、すごいねー」

 

などなど 余計なオマケ知識で 伝えていた。

 

 

そしたら、絵本を読むたびに

「まだいちてる?」(まだ生きてる?)

と聞かれてた。

 

顔写真がすでにおじいちゃんだと、

「たぶんもういないかな。○○さん、素敵な本をありがとうございました。ほらタカラさんもお礼をしてくださいな」

あじゃまちたー」

 

 

 

 

ホントはもっと残してあったのに

引越しを繰り返すうちに

絵が好みじゃないのは、捨てちゃったんだよなー。

わたしのおバカ!

 

 

捨てられなかった精鋭だけが 残ったけど、

本の裏側に、へったくそな字で

あじさい ○○ポレ』

なんて名前書いてある絵本を

 

 

まさかまさか、自分の娘に

読むことになるとは・・・・