「ははー、ちょっと聞いててねー」
ハイハイ ナンデスカー?
「(深呼吸して…)3.14 1592…652 いや 3…えーと…5!」
!?
…え? もしかして、円周率?
今タカラ、えんしゅうりつ言った!?
あの時に覚えたの?アレで?
あれで覚えられるもんなの?
「😁ハハさぁ、私の実力舐めてたでしょ!」
ドヤッて顔で 満面の笑顔
ウチの子マジ天才じゃね?
この天賦の才を私が潰しちゃいねーか?
私じゃない方が伸びるんじゃ…と、おっと危ない
この先は無駄な思考回路だから抹消。
やったことを褒めるんじゃない
褒めたことが出来るようになる
順番が違うんですってね
父と母
我が子と触れ合う時間の絶対量が違います
お仕事を頑張ってくれてありがとう
それを具体的に言えば
オットが認識するタカラよりも
今日のタカラの方が成長しているから
それはもう自分で出来るんだってばよぉ!の
ムスメアップデートが常に遅れる
だから
余計なことを手伝ったり
余計な甘やかしで楽をさせたり
任せて見守れよ!に手を出したり
やーめーれーー!!
何も考えないお人形でも作るつもりか!
脳みそが使えない大人コドモを目指すのか!
半年前なら正解だった行動も
今日はダメなの!
でも、触れ合う時間が少ないんだから
私と同じにはアップデート出来ないよね
子の成長速度ってマジハンパねぇし
だから最近は
「ちょっとちょっと、タカラの実力を舐めちゃイカンよ。タカラの実力は、オットが思ってるより上だからね?
それっくらい楽勝だし、無理だと思ったら、ちゃんと自分で困ったよーって言えるんだから、親が先に手を出さなくていいの!
さあタカラさん、キミの実力を父に見せてやっておくんな!」
なんて声掛けが増えるわけで
そしたらタカラは満更でもない顔で
「父が思ってるより、わたし出来るからねっ!ちょっと黙って見ててね!」
チャレンジ成功しちゃったり
そんで
「タカラすげーなぁ! タカラの実力、舐めてたわ。大人だなー!」
本気で驚くオットの言葉は
タカラの心に真っ直ぐ届くから
つまりこれって
ちょっと相乗効果じゃなーい?
円周率から流れた言語化で掴む
オットのアップデート不足も
上手く使えれば 双方の成長に繋げられる
タカラの実力は
褒めたり認めたりを先に出すことで
逆に思わぬ伸びを促せることがあるのだ
…あれ?
つまり、夫と娘の成長の喜びって
私が手綱を握っているってこと??
あらまあ・・責任重大!
テーマが大幅にズレたけど
ちょっと視界がスッキリしたから
このまま行ったれ!