新小3の【新】の字に想うこと

 

言霊で自己暗示させたくないから

彼女には言語化しないが、

 

我が家の新小3娘は、初見が苦手だ。

 

 

松江塾で学んだ、小2の1年間

筆算、たしかめ算、かけ算、エル、面積、分数

 

初めての単元は全部拒否。

ある意味お見事です。

 

 

 

まあいいじゃん。

(と自分に言い聞かす私を褒めたい)

 

 

知識の引き出しが整理整頓されていて、

『ピピピッ ソレハ マダ タベテ イマセン』

って判断できるって事でしょう。

 

未知の物には近づくな。

ヤバいモノには警報を鳴らせ。

毒かもしれない気を付けろ。

 

人間のあるべき本能でしょう。

 

親は経験則で 勉強の地図を把握してるから

この先に【かけ算】

角を曲がると【分数】

橋を渡れば【反比例】

知っているから悶々とする。

 

自分に言い聞かすために何度も書くけど、

未知の挑戦が出来る我が子を見たいのは

誰の欲望だ?ポレポレ落ち着け。

 

 

 

とは言うものの…

 

これからの事を考えると

初見の単元で毎回ストレスを感じるのは

さすがに損だよね。

貴女もつらいね、私もつらいよ。

 

困った母娘は先月、塾長面談を依頼した。

初見に強くなるには、どーしたらいいですかー?

 

 

そして塾長の解答が明快だった。

タカラも納得、さすがゴーマジック。

 

 

 

母の(ブログの)お友達に

教えてあげてもいいかしら?

 

「うーーん・・いいよっ」

 

 

タカラに許可をいただいて、

初見に関する塾長の解答を少し抜粋してみる。

 

塾長の目と声には敵わないけど

誰かに届いてどこかで芽が出たらいいなと願う。

 

 

 

 

 

映画館に行くと

目当ての映画の前に予告編が流れるよね。

アレ見ると『観たいな〜』って思うよな。

 

松江塾でやってる勉強って、まさにソレ。

 

松江塾は学校の授業よりも時間が少ないから

学校でこれからやる勉強の予告編だけを

ちょびーっと見せてるんだよ。

 

もしタカラがドラえもんを知らなくて

ドラえもんの映画を観に行くとする。

 

周りはみんな、これからドラえもんのび太が何をするか少しだけ知っていて、ワクワクしてるわけだ。

 

でもタカラだけが

『あの2頭身の水色、何?』

『黄色い服のメガネ、何で昼寝してるの?』

 

何が始まるのか様子を探らなくちゃいけない。

周りの子は、もうワヒャワヒャ笑ってる。

 

それって楽しめるか?

 

学校の勉強が楽しめるように

松江塾で予告編を観てるんだよ。

 

初めての問題は、よく読むこと。読めばわかる。

 

腑に落ちたかい?

腑に落ちたっていうのは・・・

 

 

 

この面談以降の変化

・『腑に落ちた』を妙に連呼する。

・『初めては予告編だから』が合言葉

 

 

面談では、言語化の魔術師が

我が子に一番ビタリと響く言葉を選んで

レーザービームで目から届けてくれるよ。

 

 

結論:

先生はお忙しそうだけど、

困った時や迷った時は遠慮しないで

ぜひ親子で面談していただきたいと思う。

発芽率100%の種を蒔いてくれるから。

 

 

 

 

 

・・じゃなくて題目回収せねば。

 

自分が小学生の時 学年が変わる実感は、

教室の場所が変わった時

教科書や教科が変わった時

新しい担任やクラスメートに会った時

 

つまり、4月になってからだった。

 

 

でも松江塾(てゆーか塾業界全般か?)のおかげで

まだ小2のうちに『次は3年生だよー』と

娘の心に言い聞かせることができる。

 

【次は3年生】

 

これだけで

何だか顔つきが違うような気がする。

 

ランドセルを放り投げずに納めている。

私が頼む前に洗濯機をまわしてくれる。

勉強の開始時間を催促されずに自分で決めている。

 

予告編を味わっている3学期。

 

 

題目回収:

塾長面談の【予告編】の意識のおかげさま。

【新】を付けただけで3年生を意識していて

4月のスタートダッシュが楽しみです。