本日の小3授業:悲しみと授業は別腹だ。

 

昨日のタカラは、松江塾授業の開始2分前まで

悲しみでさめざめと泣いておりました。

 

なぜか。

 

新学年のクラス替え、大親友の仲良しさんと

クラスが分かれてしまったからです。

 

 

来週の始業式を前に

クラス替え発表が学校に掲示されるということで、

金曜日の学童帰りに 見に行きました。

 

 

私と顔を合わせた時点で元気が無い。

 

もう見た?

「…○○先生が写真に撮ってきてくれて…」

 

母はまだ見ておりませんので、見に行きましょうか

 

どれどれ。…あ。

 

60人ちょいを3クラスから2クラス編成にするので

仲良しさんと同じクラスになれる確率は

低くはなかったと思うんですよ。

 

それがまあ見事に…

 

「最悪!」

 

そのセリフ、他の子がいるところでは

我慢したようなのであっぱれです。

 

 

 

そして車に戻ったとたんに

「うえーーーーーーん泣泣泣…大泣」

 

あーー。我慢してたんだね。

いいさいいさ。たくさんお泣きよ。

 

離れてほしかった子は同じクラスに。

一緒にいてほしかった子は別のクラスに。

 

上手くできてますね。

 

こんなときは泣いて甘やかされるに限りますよ。

世の中が思い通りにならないことなんて

本人だってわかってます。

それでも悲しいものは悲しいさ。

叱咤激励だの同情だのは不要です。

優しく放置。

 

 

自宅に帰って

タイマーで塾の開始15分前をセットして、

今日は母が全部用意してあげるから

タイマーが鳴るまで、思う存分 泣きなさいよ。

 

「うえーーーーーーん泣泣泣…大泣」

 

ペナテの復習したいけど、今日はそれどころじゃないね。

テストを受ける時が 常に準備万端とは限らない。

そんな経験ということで。

 

 

 

悲しみの表現て 年齢で変化します。

 

幼子は、いつまでも引きずらず

えーんえーん泣 で大騒ぎしたらおしまい。

 

大人はTPOに左右されますね。

悲しみを抱えて夜が更けていくのを感じ

静かに朝を迎えたら、大人の仲間入りってやつね。

泣き疲れて眠れるうちは子供。

 

 

小3タカラは

母と車で二人っきりになるまで 悲しさを我慢して

安心できる場所で 大きな声で泣きました。

 

でも40分も泣き続けたら、泣くことに飽きます。

まだまだ悲しいけど涙は出ない。

 

チョコレートを差し出して

食べたかったら手を洗っておいで、と行動を促す。

「悲しくて動けないもん…今日の塾はやすm…」

休みませんよ。まずは動きなさい。

泣き顔が恥ずかしいならマスク。

そろそろ時間だから、顔も洗っておいで。

 

悲しい残念な気持ちは否定しません。

でも、それはそれ。これはこれ。別だからね。

 

 

 

フライングでチョコを食べ、落ち着いてきたと思ったら、

真島夫婦の声で、また泣き始めてしまった。

松江塾が彼女の安全地帯になっている証拠です。

でも泣き方がちょっと違う。

 

タカラさん。なんでまた泣いちゃったかわかる?

「わかんないよぉー泣」

 

悲しみの表現て、観客がいないと成り立たないのよ。

ひとりで悲しんでても、盛り上がらないの。

 

今のタカラは、例えば先生に「どうしたの?」って

言って欲しい気持ちが無意識にあるのかも。

「どうして泣いてるの?」「大丈夫?」って

言って欲しいなあって、無意識に願っているから

さっき泣き終わってたのに、また始まっちゃったんだよ。

 

感情の表現は、自分の中の感情の分量と同じにしなさい。

大袈裟に悲しむフリとか、バレると信頼を無くすよ。

自分の中の悲しい量と、外に出す悲しいの表現の量が

同じかなー?って常に気をつけなさい。

 

 

 

 

そしてようやく 授業開始。

 

いつも通り、マルバツは気にしない。

 

先生が話し始めたら、手を止めて目!

指示が出たらすぐに動き始める!

 

さっきまで大泣きしてたのに

どんどん授業にのめり込んでいく。

うん。悪くない。いいね!

 

間違いがあったら「ナイストライ!」

 

正解だったら「あっぱれ!」

 

 

 

チーズトーストと

いちごのしゅわしゅわジュースと

チョコレートにラムネ

 

私も一緒に 贅沢なおやつを食べて

タカラの隣でこたつに入って

授業を受け…てたはずなんだけど

たぶん最後のテスト中?

私はコタツで寝落ちしました。ぐーすかぴー

 

 

 

オットに起こされたら19時40分 ワーオ!!

 

 

はっ!タカラ!テストは!?

 

「送ったよー。挨拶もしたよ。洗濯機も回してるよ。三語短文終わったよ。音読は朝読んだよ。」

 

…何も言うことはございません。

ご立派にお育ちあそばして…母は感激です。

 

 

 

この後、クラス替えの悲しさをオットにも伝え、

そしてまたさめざめと泣くタカラさんでしたが

 

ポレと同じく 優しく放置のオット。

観客がいると悲しみの表現がオーバーになりがち。

よくわかってるね!

 

 

 

本日のまとめ:

てゆーか、ゴハンも作らずに

授業中に寝ちゃうって、母としてどーなの!?

反省…せめて起きていようよ。