ウチの小2に薄皮コツコツの話をしてみた。(まだ話してなかったのかよ!)

 

自分が気付かないフリをしていることを、

とうとう認める気になった。

 

 

小石の話も 教室で選ばれる話も

ちっとも響かなかったタカラを 心配しながら、

 

私の心のどこかに

「まあ急がなくても、育つでしょ」

と呑気に安心したい欲望があった。

 

あった。と認めて書くのに

こんなにも勇気がいるものかい。ビックリだな。

 

 

 

 

ここんとこ、お兄さんお姉さんの

ランキングテスト戦線が 熱くて、

どのブログにお邪魔しても 圧倒される。

 

戦える子に育てなくちゃと思う気持ちと、

彼女の成長スピードを待ちたい気持ち。

 

 

 

 

 

 

去年の今頃、

ゴーマジ先生のブログ沼に

どっぷり浸かって、全記事制覇中に

 

松江塾界隈じゃなくても 超有名な

ネエサン のブログを知って、

たくさん読ませてもらいました。

 

 

 

改めてお邪魔して読みなおす。

ポルシェのエンジンを搭載した

素敵な娘さんのこと。

 

ネエサンは、さーちゃんが幼いころから、

他者の視点を伝えていたそうだ。

 

シンデレラを読んで、

「いや、一番悪いのは父親だと思う」

と伝える。

 

仕事をする社会人の視点を 伝える。

人生の厳しさ、人生の歓びを 伝える。

真島先生の話も 私は違うけどね、と伝える。

 

そうやって、多様な視点の表と裏を

聞いて育った娘さんが

「こんな娘が欲しいなぁ」

と、職場でたくさん褒められているそうだ。

 

ありがとうございます。

大きなヒントをいただきました。

 

 

 

 

 

たくさんの松江塾ブロガーさんと

ネエサンのブログの おかげで、

ようやく言葉になって納得しました。

 

 

私は彼女の成長を待ちたかったんじゃなくて、

 

できれば自分が関わらずに

彼女が勝手に成長してくれないかな、

と思っていたんだな。

 

社会人で言うところの、職場放棄じゃーん。

それを認めたくなくて、モヤモヤしてたのね。

 

 

 

 

思い返せば、保育園のころにはすでに

「タカラちゃんはライトモじゃないからダメー」

と言う子がいたし、

(ママ同士がLINEで繋がってる友達=ライトモなんだってさ)

 

今も小学校に、気分次第で無視する子がいる。

 

 

それを悲しむタカラがいて、

やり返したい気持ちが生まれてる。

 

人間ならあたりまえじゃん。

 

相手だけが得するなんて許せなくて、

自分が損してでも、相手の得を邪魔したくなるのが

人間の本質らしいぜ。 …うぐっ

(自分が撃った弾が、自分に命中したぜ)

 

 

 

 

 

 

習い事に 自分の機嫌を隠さない子がいて、

タカラがその子に叩かれたそうだ。

んで、叩き返したそうだ。

 

なるほど。

だから今日は、私がお迎えに行った時に

あの子は私を睨んで無視してたのね。

 

なんとまあ気の毒な育ち方をしたものよ。

でも、タカラの能天気さもたぶん要因だ。

 

 

いままでなら、

そりゃ大変だったね。

よっぽど悪い種を蒔くのが好きなんだね。

キミは良い種を蒔きなさいね。

 

くらいで済ませていたけど、

 

 

 

 

 

今日は、その子の親の存在にも踏み込んだ。

 

それが正しいと育てられてしまう子がいる。

彼女にとっては、不機嫌を出すのが正解で、

タカラが間違っていることになる。

 

彼女が絶対に悪いとは、言えないんだよ。

彼女の不機嫌に、タカラが無関係とは言えないんだよ。

わかるかい?

 

人の数だけみんな違って、正解は無いんだよ。

でも、まわりの人が、一緒にいたいって思うのは

どんな子だろうね?

 

タカラがうどん屋さんだったとして、

最低限、素うどんは出すよ、って人になってほしい。

でも、天ぷらきつねうどんを出す必要はない。

 

うどんを出さない彼女と、

同じ土俵に立ちたいかどうか、自分で決めるんだよ。

 

 

 

 

 

 

音読を終えたタカラの目の前に

ティッシュを1枚置く。

 

あなたは毎日の音読と三語短文で、

薄い皮を毎日1枚ずつ積み重ねている。

同じクラスの誰も、薄皮の存在に気付いていない。

きっと学校の誰もやってないよ。

 

これを毎日続けて、重ねて重ねているうちに、

あなたは天井まで行けるね。

でも他の子はまだまだ下の方にいる。

 

他の子が、あなたに気付いてジャンプしても、

もう天井までは来れない。仮に天井まで手が届いても、

ジャンプ程度では、そこにずっといられない。

 

そんなことをしているうちに、

あなたは薄皮を重ね続けて、

安全に屋根の上まで行ける。

 

松江塾には、一緒に薄皮を積み重ねる子たちがいるね。

屋根の上まで来れる人は、

誰かが嫌がることを わざわざしないよ。

 

つまり、こうやって薄皮を毎日重ねるのは、

自分にとって居心地の良い仲間が増えるってことよ。

真島先生は、そういうことを教えたいんだよ。

松江塾で学ぶのは、勉強じゃないんだよ。

 

 

 

 

 

私のハートに火がついて、話が長くなったから、

彼女の心には残らなかったかも。

でも言い続けて、飽きるほど伝えるうちに、

きっと私の言い方も上達するさ。

 

ブログも長くなっちゃった。もう寝ましょ。

お付き合いいただき、ありがとうございました。