昨日の続きです。
日を改めて、いよいよ面談当日。
さすがにタカラ怪獣の噴火は終わっていたから、
いつもの鉛筆大好きタカラさんと
面談前の作戦会議をしました。
こないだの噴火、お疲れさまでした。大変だったね。
「うん。泣いてる時もね、はは助けてー!止まらないよー!って困ってたの」
え?蹴りながら?……まあいいか。
なるほど、どうしていいか、わからなくなっちゃった?
「てゆーか、どうやって止めるの? はは大人でしょ、なんかないの?」
いやー、大人でも難しいんだよ。母もゴジラ噴火を小さくするの苦手…すまん。
「え?大人なのに?タカラと一緒かぁ…あちゃー」
(あちゃーとか言うな!)
モジャ先生に聞いてみようか。う○こ書くけど先生だし、知ってるかもよ。
「えー、そんなことも知らないの?って怒られないかなぁ。恥ずかしいよ。途中で忘れちゃうかも…」
じゃあ、ノートに書いて読めば?
忘れちゃったり恥ずかしかったら、母が読んであげるよ。
「わかった。せっかくだから母もなんか書けば?」
はい。
手元にお互いのノートを持って、スタンバイ。いざ。
面談の感想…正直に…謝ります。
いやー、緊張しすぎて親子そろってなんも覚えてない。ごめんなさい!
なんとかノートにメモした破片と、
タカラがたくさん褒められて嬉しかった事くらい…
そして、
「こっそりチョコレートでも食べながら受けていいよー、目で聞いてたら何でもいい。チョコレートはね、脳みそを元気にするから。」
by真島先生
「ムカムカしたらね、階段!階段をガーッと走るの。先生もウチの子に言ってるもん。もーウルサイ!ちょっと走ってきな!て言うよ。足も早くなるかもー♡」
byボネ子先生
この2個だけは、母娘でキッチリ覚えてました。
それ以来、
授業のおともに必ずチョコレート。
こっそりモグモグに失敗して、名前呼ばれとるがな。
そして、ゴジラ噴火になる前に
階段を走って、イライラを封印。
これはすごい。効果抜群!
今ではタカラだけじゃなくて、
少しモヤッとしたら、家族全員が階段を走る。
なんか不機嫌そうな人がいたら
「階段走ってくる?」と聞くと、
いやいやオレはゴジラを制御できるぜ、と走らないパターンもある。
「こりゃダメだ、ちょっと階段走ってくる!」
宣言して自主的に走ることもある。
二往復で20秒弱、疲れてハァハァしてると、
その怒りやイライラが、結局自分の都合だったことに気付く。
どいつもこいつも思い通りにならねぇなー…そりゃそうだ。
自主的に走ると、
あぁ何かイラッとさせちゃったかな、と
走ってない人がちょびっと反省して、優しくなれる…こともある。
こんな方法があったなんて。
さすが妖精界のお姫様。とその彼女を人間界に連れてきた王子様。
世界の中心で「階段を走ろう!」と叫びたい。
何かあったら【面談】と思うと、親子で安心して受講できるなぁ。
なんて考えているうちに、
ちゃんと慣れてきてる。
ちゃんと松江っ子になってきたよ。
諦めなくて、よかったです。
まだまだ始まったばかり。一緒に頑張ろうね。