初めての面談 ②完 ~チョコレートとアンガーマネジメント~

 

昨日の続きです。

polepoletrust.hatenablog.com

 

 

 

日を改めて、いよいよ面談当日。

 

 

さすがにタカラ怪獣の噴火は終わっていたから、

いつもの鉛筆大好きタカラさんと

面談前の作戦会議をしました。

 

 


こないだの噴火、お疲れさまでした。大変だったね。

 

「うん。泣いてる時もね、はは助けてー!止まらないよー!って困ってたの」

 

え?蹴りながら?……まあいいか。

なるほど、どうしていいか、わからなくなっちゃった?

 

「てゆーか、どうやって止めるの? はは大人でしょ、なんかないの?」

 

いやー、大人でも難しいんだよ。母もゴジラ噴火を小さくするの苦手…すまん。

 

「え?大人なのに?タカラと一緒かぁ…あちゃー」

 

(あちゃーとか言うな!)

モジャ先生に聞いてみようか。う○こ書くけど先生だし、知ってるかもよ。

 

「えー、そんなことも知らないの?って怒られないかなぁ。恥ずかしいよ。途中で忘れちゃうかも…」

 

じゃあ、ノートに書いて読めば?

忘れちゃったり恥ずかしかったら、母が読んであげるよ。

 

「わかった。せっかくだから母もなんか書けば?」

 

はい。

 

 

 

 

手元にお互いのノートを持って、スタンバイ。いざ。

 

 

 

 

 

 

 

面談の感想…正直に…謝ります。

 

 

いやー、緊張しすぎて親子そろってなんも覚えてない。ごめんなさい!

 

なんとかノートにメモした破片と、

タカラがたくさん褒められて嬉しかった事くらい…

 

 

そして、

 

 


「こっそりチョコレートでも食べながら受けていいよー、目で聞いてたら何でもいい。チョコレートはね、脳みそを元気にするから。」

by真島先生

 


「ムカムカしたらね、階段!階段をガーッと走るの。先生もウチの子に言ってるもん。もーウルサイ!ちょっと走ってきな!て言うよ。足も早くなるかもー♡」

byボネ子先生

 


この2個だけは、母娘でキッチリ覚えてました。

 

 

 

それ以来、

授業のおともに必ずチョコレート。

こっそりモグモグに失敗して、名前呼ばれとるがな。

 

 

そして、ゴジラ噴火になる前に

階段を走って、イライラを封印。

 

これはすごい。効果抜群!

 

今ではタカラだけじゃなくて、

少しモヤッとしたら、家族全員が階段を走る。


なんか不機嫌そうな人がいたら

「階段走ってくる?」と聞くと、

いやいやオレはゴジラを制御できるぜ、と走らないパターンもある。

 

「こりゃダメだ、ちょっと階段走ってくる!」

宣言して自主的に走ることもある。


二往復で20秒弱、疲れてハァハァしてると、

その怒りやイライラが、結局自分の都合だったことに気付く。

 

どいつもこいつも思い通りにならねぇなー…そりゃそうだ。

 

 

自主的に走ると、

あぁ何かイラッとさせちゃったかな、と

走ってない人がちょびっと反省して、優しくなれる…こともある。

 

 

 

こんな方法があったなんて。

さすが妖精界のお姫様。とその彼女を人間界に連れてきた王子様。

 

 

 

世界の中心で「階段を走ろう!」と叫びたい。

 

 

 

 

 

 

何かあったら【面談】と思うと、親子で安心して受講できるなぁ。

なんて考えているうちに、

 

ちゃんと慣れてきてる。

ちゃんと松江っ子になってきたよ。

 

諦めなくて、よかったです。

 

 

まだまだ始まったばかり。一緒に頑張ろうね。