父親の感動 ~小さな手の温もりは本能の反射~

 

小学校の課題【自分の生い立ちを調べよう】

 

今週は、0~2歳の想い出を

おうちの人に聞いてみましょう!

 

 

タカラの記憶は

乳幼児時期の動画の反復視聴で刷り込まれていて

絶対に覚えているはずがない1歳の思い出で

母娘の会話がはずむ。

 

今どきの子だなあ。。スマホって便利ね。

 

 

タカラの動画は大抵ポレが撮ったので、

オットがいまいち話題にのれなくて

すまんのう。

 

それでも夕食でビールを飲みつつ

ポツポツ思い出してオットも話す。

 

 

 

昨夜の寝る直前のこと。

 

オットが「思い出した」と話し始めた。

 

「退院してすぐの頃に、タカラの小さい手が、俺の指をギューーッて握ってさあ…嬉しかったんだよなー。こんな知らないオッサンの指を、ギューッて握ってくれてさ。俺が父親だもんな、俺が守らなきゃ、と思って感動したんだよなあ…」

 

あ、、、それ、原始反射。

オッサンでも木の枝でも、何でもいいやつ。

 

父娘「「え?」」

 

 

人間が猿だった頃の本能だね。

 

お猿の赤ちゃんは、

木の上から落ちたり、お母さんから離れちゃうと

それって自分の命の危険だから。

 

人間になっても、2ヶ月くらいまでは

口に入ったら吸う!手に触ったら握る!

そういう条件反射の本能が残ってるのよ。

 

娘「へえー!」

 

オット「・・・・・俺の感動は?」

 

 

あ、、デリカシーが家出してたわ…ごめんね。

 

 

 

父親と母親で違いがあることは

母親学級的なやつでも教わったけど、

 

原始反射の『指ギュー』で

 

俺が選ばれたと感動する父親

 

標準的な成長反応で安心する母親

 

 

全然違うのねぇ〜

 

 

 

 

ま、今回は私が悪かった。